芝生展示場のバーミューダグラスとその仲間、4月中旬の生育状況

ふーまくん

2017年04月19日 17:05

         ふーまの店店長ブログ


 今日は強い風が吹いています。今年は大荒れの菜種梅雨が長く続くような気がしますね。

荒天に負けずに生育しているふーまの店芝生展示場のバミューダグラスとその仲間を紹介します。

バミューダグラス・バルバトス:従来のバミューダグラスよりも濃緑で、きめ細かく高密度のターフ

になります。低刈に強く、擦切れや損傷からの回復力に優れているので、サッカー場やゴルフ場に適

しています。でも、少し葉が大きくて匍匐茎が粗い感じです。



ティフトン419:日当たりの良いところでよく育ち、踏圧に強く損傷からの回復が早いのが特徴です。

暖地の球技場ではほとんどこの芝が使われています。常に低く刈り込んでいないと良いターフになりにくい

です。



ティフドワーフ:ティフトン419と同様の特徴を持ち、強い繁殖力がありますが、草丈が低く葉も小さい

のできめ細かくきれいな芝生をつくります。スポーツターフより、ゴルフ場のグリーン向きです。マット化

しやすいので庭での管理は難しいかもしれませんね。



 バミューダグラスの仲間は気温が上がり日照量が増すにつれて生育が格段と良くなるので

これから楽しみです。

  ふーまの店衛藤徹雄でした。




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